沼津から、静岡、東海、そして全国、世界へとダイヤモンドのように輝きを増していく挑戦者を応援し続けるドキュメンタリー記事『ミライダイヤモン』
今回、ご紹介するのは、今春、金岡中学校を卒業し、現在はバドミントンの強豪校である富士見高校に通う高校1年生の山本脩太選手
山本選手が通っていた金岡中学校にはバトミントン部がなく、総合部に所属し、沼津市民体育館を拠点に活動している沼津ジュニアで練習を行っていた。
金岡中学校時代の成績は、令和3年度静岡県中学校総合体育大会3位、令和3年度東海中学校バトミントン大会男子シングルスベスト8。
そんな山本選手にどんな想いを持ってバドミントンに取り組んでいるのか伺いました!
バドミントンを始めたきっかけ
「5歳上の姉がやっていたので、練習についていくうちにやり始めました」
小学校1年の時からバトミントンをやり始めた。特別バドミントンが好き!というようなこともなかったし、サッカーもやっていて、なんとなく遊び感覚でやっていた。
そんな遊びの延長でやっていたバドミントンも少しずつ少しずつ実力がついきて、結果が出だすと楽しくなってきたそう。
「いつの間にかバドミントンが好きになってましたね」と笑う。
バドミントンの魅力は?
「粘って粘って、勝つ!というところですかね」
自分のプレースタイルはレシーブ型だと話す山本選手。相手のスマッシュを何度もレシーブすることで、体力を消耗させ、疲れがみられた頃にクロスにリターンしたり、相手の早い打球をいないところに返してチャンスボールを作るプレースタイル。
憧れの選手は?という質問には、現在の日本のバドミントン界を背負う桃田賢斗選手を。桃田選手も同じレシーブ型の選手。
「自分は、性格上、グイグイ積極的にいくタイプではないんです。でも負けず嫌いなんです」
確かに、穏やかに話をしてくれる山本選手からは、一般的にイメージするスポーツ選手のような暑苦しさはあまり感じられない。ただ、言葉の端々に力があり、秘めた思いが垣間見える。
好きな教科は数学。答えをだしていく過程と答えが出た時の達成感が好きなんだそう。少しずつ自分の流れにもっていき、最後に勝つ。自らのプレースタイルと似ているのかも。
試合の時に心掛けていることは?
「「平常心」「いつも通り」と思って、プレーしています」
いつも自分を信じて冷静に努めるようにしているのだそう。粘るプレーをするというのは、やはり「自分なら大丈夫と」を信じる強さと冷静さがないと出来ないのだろう。インタビュー中も自分の考えていることや思っていることを、誇張せずありのままに話す、そんな印象を持った。
好きな食べ物は「カレー」だそう。「どこのカレーが好きなの?」と聞くと「給食ですかね。でも、基本的にどこのカレーも好きです」と。「いつも通り」「平常心」という答えとなんとなくリンクした。
大事にしていることは?
「挨拶や礼儀とか、基本的なことをちゃんとするように心がけています!」
その真意は?と問うと
「小学校1年の時からお世話になった沼津ジュニアの安田コーチに「バドミントンは紳士なスポーツ、強い人が偉いというわけではない」と習ったんです」
強くなると天狗になる選手もいる、そんな中で、安田コーチは常に礼儀など基本的なこと、技術においても基礎的なことをきちんと指導している。
その言葉を真摯に受け止めている山本選手の誠実さも、きっと強さの要素なんだろう。
これからの目標と夢
「高校三年生ではインターハイでベスト16まではいきたいです!」
こういう場面でも山本選手の謙虚さがあらわれる。ひとつひとつ着実に。着実に上がっていった先にはもっと大きい目標に辿りつくのではないかと想像してしまう。
「将来は、なんらかの形でバドミントンとは関わる仕事がしたいです!」
子ども達にバドミントンやスポーツの楽しさを伝える仕事、また子ども達がスポーツをすることをサポートする仕事がしたいのだそう。
怪我が多かった小学校・中学校時代、色々な方にサポートしてもらったから。大人になったら、自分にしてもらったことを子ども達に返していきたいと話す山本選手。ここでも、周りへの感謝の気持ちを忘れない。
「高校では、しっかり練習出来る環境があるので、体幹を鍛え体力を付けたいです!高校の練習は不安でもあり、楽しみでもあります。でも自分の伸びしろや成長を楽しみにしています」と今春の高校入学前に話してくれました。
ーーーーーーーーーーーーーー
とても穏やかな印象だった山本選手。お話を聞いていくと山本選手の内側にある信念が少しずつ見えてきました。
中学校にバドミントン部がないという環境、決して恵まれた環境ではなかったけど、それでも、バドミントンを楽しく続けられたのは、安田コーチやご両親、怪我を治療してくれた先生、バドミントンを一緒にやってきた仲間、様々な人への感謝が気持ちが根底にあるなと思いました。
「自分から前へ前へと行くタイプではない」自己分析し、感謝の気持ちをバドミントンのプレーで示す、態度で示す、とても誠実な選手だなと感じました。
ぬまスポでは、引き続き、山本脩太選手を応援していきます!!!山本選手、ありがとうございました。
今日からインターハイ!
現在は、富士見高校バドミントン部で活躍している山本選手。静岡県高校総体団体戦(学校単位・シングルス3組・ダブルス1組の計4戦で争う)に1年生ながらに出場し、決勝戦で加藤学園高校を合計3-1で下し、見事優勝したそうです!
そして、今日から全国高校総体(インターハイ)バドミントンの部が徳島県で始まります!!!頑張れっ山本脩太選手!!!
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今回、ご紹介するのは、今春、金岡中学校を卒業し、現在はバドミントンの強豪校である富士見高校に通う高校1年生の山本脩太選手
山本選手が通っていた金岡中学校にはバトミントン部がなく、総合部に所属し、沼津市民体育館を拠点に活動している沼津ジュニアで練習を行っていた。
金岡中学校時代の成績は、令和3年度静岡県中学校総合体育大会3位、令和3年度東海中学校バトミントン大会男子シングルスベスト8。
そんな山本選手にどんな想いを持ってバドミントンに取り組んでいるのか伺いました!
バドミントンを始めたきっかけ
「5歳上の姉がやっていたので、練習についていくうちにやり始めました」
小学校1年の時からバトミントンをやり始めた。特別バドミントンが好き!というようなこともなかったし、サッカーもやっていて、なんとなく遊び感覚でやっていた。
そんな遊びの延長でやっていたバドミントンも少しずつ少しずつ実力がついきて、結果が出だすと楽しくなってきたそう。
「いつの間にかバドミントンが好きになってましたね」と笑う。
バドミントンの魅力は?
「粘って粘って、勝つ!というところですかね」
自分のプレースタイルはレシーブ型だと話す山本選手。相手のスマッシュを何度もレシーブすることで、体力を消耗させ、疲れがみられた頃にクロスにリターンしたり、相手の早い打球をいないところに返してチャンスボールを作るプレースタイル。
憧れの選手は?という質問には、現在の日本のバドミントン界を背負う桃田賢斗選手を。桃田選手も同じレシーブ型の選手。
「自分は、性格上、グイグイ積極的にいくタイプではないんです。でも負けず嫌いなんです」
確かに、穏やかに話をしてくれる山本選手からは、一般的にイメージするスポーツ選手のような暑苦しさはあまり感じられない。ただ、言葉の端々に力があり、秘めた思いが垣間見える。
好きな教科は数学。答えをだしていく過程と答えが出た時の達成感が好きなんだそう。少しずつ自分の流れにもっていき、最後に勝つ。自らのプレースタイルと似ているのかも。
試合の時に心掛けていることは?
「「平常心」「いつも通り」と思って、プレーしています」
いつも自分を信じて冷静に努めるようにしているのだそう。粘るプレーをするというのは、やはり「自分なら大丈夫と」を信じる強さと冷静さがないと出来ないのだろう。インタビュー中も自分の考えていることや思っていることを、誇張せずありのままに話す、そんな印象を持った。
好きな食べ物は「カレー」だそう。「どこのカレーが好きなの?」と聞くと「給食ですかね。でも、基本的にどこのカレーも好きです」と。「いつも通り」「平常心」という答えとなんとなくリンクした。
大事にしていることは?
「挨拶や礼儀とか、基本的なことをちゃんとするように心がけています!」
その真意は?と問うと
「小学校1年の時からお世話になった沼津ジュニアの安田コーチに「バドミントンは紳士なスポーツ、強い人が偉いというわけではない」と習ったんです」
強くなると天狗になる選手もいる、そんな中で、安田コーチは常に礼儀など基本的なこと、技術においても基礎的なことをきちんと指導している。
その言葉を真摯に受け止めている山本選手の誠実さも、きっと強さの要素なんだろう。
これからの目標と夢
「高校三年生ではインターハイでベスト16まではいきたいです!」
こういう場面でも山本選手の謙虚さがあらわれる。ひとつひとつ着実に。着実に上がっていった先にはもっと大きい目標に辿りつくのではないかと想像してしまう。
「将来は、なんらかの形でバドミントンとは関わる仕事がしたいです!」
子ども達にバドミントンやスポーツの楽しさを伝える仕事、また子ども達がスポーツをすることをサポートする仕事がしたいのだそう。
怪我が多かった小学校・中学校時代、色々な方にサポートしてもらったから。大人になったら、自分にしてもらったことを子ども達に返していきたいと話す山本選手。ここでも、周りへの感謝の気持ちを忘れない。
「高校では、しっかり練習出来る環境があるので、体幹を鍛え体力を付けたいです!高校の練習は不安でもあり、楽しみでもあります。でも自分の伸びしろや成長を楽しみにしています」と今春の高校入学前に話してくれました。
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とても穏やかな印象だった山本選手。お話を聞いていくと山本選手の内側にある信念が少しずつ見えてきました。
中学校にバドミントン部がないという環境、決して恵まれた環境ではなかったけど、それでも、バドミントンを楽しく続けられたのは、安田コーチやご両親、怪我を治療してくれた先生、バドミントンを一緒にやってきた仲間、様々な人への感謝が気持ちが根底にあるなと思いました。
「自分から前へ前へと行くタイプではない」自己分析し、感謝の気持ちをバドミントンのプレーで示す、態度で示す、とても誠実な選手だなと感じました。
ぬまスポでは、引き続き、山本脩太選手を応援していきます!!!山本選手、ありがとうございました。
今日からインターハイ!
現在は、富士見高校バドミントン部で活躍している山本選手。静岡県高校総体団体戦(学校単位・シングルス3組・ダブルス1組の計4戦で争う)に1年生ながらに出場し、決勝戦で加藤学園高校を合計3-1で下し、見事優勝したそうです!
そして、今日から全国高校総体(インターハイ)バドミントンの部が徳島県で始まります!!!頑張れっ山本脩太選手!!!
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