どうも!ぬまスポ静岡市特派員の笹原です!
12月9日(土)に行われたB2リーグ戦第11節で、ベルテックス静岡は西地区1位のライジングゼファー福岡に80-73で見事勝利を収めました!
リードされる苦しい展開の中、あのコンビのビッグプレーが勝利に導いた⁉ゲームの詳細をレポートします!
ゲームレポート
離脱していた#9 大友 隆太郎選手も前節から復帰し、久々に12人が揃ったホームゲーム。
この日のスタートは#3 岡田 雄三選手、#7 トーマス・ブロープレー選手、#8 新川 敬大選手、#25 ケニー・ローソン・ジュニア選手、#41 加納 誠也選手。
前節で上位熊本に対して連敗し、なんとかホームで勢いをつけたい静岡ですが、立ち上がりから福岡の激しいディフェンスに自分たちのバスケットをさせてもらえません。
リバウンドでも、1Qだけで福岡にオフェンスリバウンドを6本とられ、攻撃の回数を増やせない静岡。
相手の3Pシュートもよく決まり、1Qを13-21で終えます。
福岡は3P成功率リーグ1位。この日も50%という高確率。
2Qは静岡が反撃に出ます。頼れるシックスマン#16 橋本 尚明選手や#37 吉田 健太郎選手の得点で徐々に差を縮め、2Q残り4:46で24-27とします。
終盤3Pシュートを決める#16 橋本 尚明選手。
その後、またもや福岡の3Pが連続で決まり、差を広げられますが、ここから#21 ジョン・ハーラー選手などの活躍で一気に同点に追いつきます。
2Q終了間際には自身のインターセプトからボスハンドリバースダンクを叩き込み、会場も大盛り上がり!
素晴らしい展開で前半を35-35で折り返します。
このままの勢いで、勝利まで持ち込みたい3Q。
開始直後に#8 新川 敬大選手の得点で逆転に成功し、#3 岡田 雄三選手などの得点で42-37とリードを広げます。
しかしその後、福岡も攻勢に転じます。
#14 ギャビン・ウェア選手の連続得点などで逆転を許すと、その後も福岡のビッグマンに対応できずに点差を広げられ、3Qを49-56で終えます。
7点ビハインドと苦しい状況でスタートした4Q。しかし静岡はここから怒涛の攻撃を見せます。
#0 山田 安斗夢選手、#7 トーマス・ブロープレー選手が躍動し、4Q残り6:35で同点に追いつくと、またしても#21 ジョン・ハーラー選手のインターセプトからのファストブレイクで逆転。
その後、#0 山田 安斗夢選手の3連続得点や、#7 トーマス・ブロープレー選手、#41 加納 誠也選手の3Pシュートなどで突き放しにかかりますが、福岡も食らいつき4Q残り1分を切って3点差。
一つのプレーで勝敗が決まる時間にビッグプレーが飛び出します!
トップでボールをキープする#0 山田 安斗夢選手に#21 ジョン・ハーラー選手が右からややゆるいスクリーンをかけにいくと、そのまま左に流れてオープンになったところに山田選手からロブパスが入ります!
空中でボールをキャッチしたハーラー選手はそのままダンク!見事なアリウープで残り28秒で5点差とし、ここで勝負あり!
西地区首位の福岡に80-73で勝利を収めました!
※衝撃のアリウープはこちらのハイライト動画でご確認ください!(速すぎて写真が撮れてませんでした…泣)
試合後のインタビュー
#0 山田 安斗夢選手と#21 ジョン・ハーラー選手のコンビネーションは、今シーズンよく見られるプレーの一つ。
試合後にお二人にお話を伺いました。
<山田 安斗夢選手>
今シーズン、ピックアンドロールでハーラー選手にパスを出すシーンが多くみられますが、お二人の間で取り決めなどはあったりしますか?
相手の大きい外国籍選手がハーラー選手につくことが多いので、選手の特徴を見極めて、僕がピックアンドロールしやすい形を作ってもらっています。僕のピックアンドロールは、ハーラー選手の献身的なプレーでできていると思っています。
<ジョン・ハーラー選手>
山田選手とのコンビネーションが良くなってきている印象ですが、山田選手の印象を教えてください。
山田選手とのプレーは自分自身も楽しんでできています。相手のディフェンスがどんな状況であっても山田選手が正しい判断、正しい読みを必ずしてくれるので、彼とのプレーは自分にとってもやりやすいですし、いつも正しい判断をしてくれていると思っています。
山田選手からは、相手の状況を見ながらピックアンドロールの方法を変えているという言葉もありましたが、そのようなコミュニケーションをいつも取られているのでしょうか?
自分自身はあくまでもスクリーンをかけているだけなので、自分の仕事は簡単なことだと思っています。ピックアンドロールが成功しているのは山田選手が賞賛されるべきだと思います。彼がどんな相手に対しても必ず正しい判断をしている、その成果が出ているので彼を称えるべきだと思います。山田選手がどういうプレーをしたいのかは常にコミュニケーションをとっていますし、彼がいいプレーをするために自分が良いスクリーンをかける。それがお互いのプレーを向上させていくと思います。
残り28秒の山田選手のパスからのアリウープがありましたが、その時の状況を教えてください。
あのプレーの一つ前のプレーの時点で山田選手と話したときに「ピックアンドロールの時にミスマッチが起こるので、アリウープパスを出すよ」という声掛けがありました。まさにその通りの状況が生まれたことは、正直決めた自分も驚いています。
今日のベルティ

ベルティ、跳ぶ!
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こちらの記事は、NPO法人グーニードッグスの協力の元、発信しています。
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