どうも!ぬまスポ静岡市特派員の笹原です!
皆さん!やっと、待ちに待った連勝です!

2月24日(土)、25日(日)で行われたB2リーグ戦第23節。
ベルテックス静岡はホームで愛媛オレンジバイキングスと対戦し

GAME1:87-79
GAME2:92-72

と見事な連勝!
特にGAME2はベルテックスらしい、集中したディフェンスでゲームを作る好ゲームでした!









今回取材したGAME2、なにやらゲーム開始前からチームの雰囲気が違う??
その理由も、ゲーム後の加納選手のインタビューで明らかになりました!

それではレポートをどうぞ!

ゲームレポート

GAME1で勝利し、3か月ぶりの同一カード連勝がかかったGAME2。
いつもとは違ってアップの段階から選手たちの笑顔が多く、良い意味でリラックスした空気が感じられました。

スタートはGAME1と変わらず#3 岡田 雄三選手、#7 トーマス・ブロープレー選手、#16 橋本 尚明選手、#25 ケニー・ローソン・ジュニア選手、#41 加納 誠也選手。

1Qは3Pシュートが冴えた静岡。
#7 トーマス・ブロープレー選手、#41 加納 誠也選手が3Pを2本ずつ決め、1Qだけで5本の3Pシュートを沈めます。
ディフェンスでもQ中盤から愛媛を抑え込み、25-17とリードします。

1
3Pシュートでリズムを作った#7 トーマス・ブロープレー選手

2Qは立ち上がりから激しいディフェンスで相手を抑え込んだ静岡。
#8 新川 敬大選手などの気迫のこもったディフェンスで愛媛に攻撃のリズムを作らせず、残り4:24までの得点を5点に留めます。
オフェンスでは立ち上がりの#37 吉田 健太郎選手の連続3Pシュートでリズムをつかむと、#21 ジョン・ハーラー選手が大活躍。
オフェンスリバウンドで体を張ったかと思うと、ファストブレイクで先頭を走って得点を奪うなど、ほとんどすべての攻撃に絡む八面六臂の活躍を見せます。

2
#37 吉田 健太郎選手の3Pシュートで勢いに乗った静岡

2Q残り3:15で44-26と早くも大量リードを奪った静岡でしたが、ここから愛媛も反撃。
得点ランキングトップの#4 ユージーン・フェルプス選手らの得点で11-0のランを作り、前半を46-37と9点差で折り返します。

前節の福島戦での手痛い逆転劇が頭をよぎりますが、今日の静岡はここからが強かった!
3Qも集中したディフェンスで愛媛の攻撃を抑え込むと、2Qに引き続き#21 ジョン・ハーラー選手が活躍。
ゴール下で体を張って5本のフリースローを獲得すると、これを全て決めてジリジリと愛媛を引き離します。
終盤には#25 ケニー・ローソン・ジュニア選手が2本の3Pシュートを決めて72-54と18点差をつけて最終Qを迎えます。

1000x1000
フリースロー成功率が100%だった#21 ジョン・ハーラー選手

4Qに入ってもディフェンス・オフェンスともに手を緩めることなく、危なげない試合運びをした静岡。
92-72で愛媛に快勝しました!
終盤には、特別指定選手の#35 佐藤 武選手や、ユース育成特別枠選手の#13 山田 響選手・#52 水上 陽向選手も出場し、会場を沸かせました。

3
#13 山田 響選手・#52 水上 陽向選手は中学生!山田選手はB2最年少出場記録

試合後のインタビュー

これまでのゲームでは、リードしている展開でも終盤に追い上げられて接戦となるゲームも多かったベルテックス静岡。
今回のゲームでは、危なげない試合運びで終始ゲームをコントロールできていました。

また、試合前の空気感やコート上でのコミュニケーションなど、これまでと少し違った雰囲気を感じられた点についても、キャプテンの加納選手がインタビューで明かしてくれました。

<加納 誠也選手のコメント>

先週の福島戦の2戦目では前半56点をとってリードしていたんですけど、逆転負けっていう結果を踏まえたうえで、今週の愛媛戦はチーム全員、まずはディフェンスからっていうメンタルを一週間準備してきました。昨日も愛媛を79点、今日も72点、二日間通して自分たちがディフェンスチームだっていうゲームができたかなっていう印象です。
今日に関しては2Qに9点差までやられてしまったところ以外は、ゲームを通してプレッシャーをかけて相手のやりたいことをさせない状況を作れたゲームだったかなと。結果70点代前半に抑えたことが勝因だったかなと。

試合中選手同士がかなりコミュニケーション取っているなという印象だったが?

先週まではあまりなかったシーンだと思います。(中略)選手の間でミーティングをして、もっとコミュニケーション取ろうと。今までは感情的な話が多かったんですけど、僕たちはお互い信じあって、もっとリスペクトしあうべきだと。今週はそれも含めて、ディフェンスについても一人一人の考え方をチームで共有しようっていう話し合いをしたので。(中略)誰かが熱くなったらなったら4人で冷まして、ベンチでも声かけてハドル組もうって言ってくれるんで、あれはチームとしてすごい良い雰囲気になっていて。(以下略)

今日のベルティヤクルトマン

4
中央静岡ヤクルト販売70周年!

-------------------------------------------------
こちらの記事は、NPO法人グーニードッグスの協力の元、発信しています。
ぬまスポ静岡市特派員の笹原とは↓