どうも!ぬまスポ静岡市特派員の笹原です!
4月7日(日)に行われたベルテックス静岡vs青森ワッツのゲーム終了後に、大石慎之介氏引退セレモニー「CELEBRATION_#1」が実施されました。

大石さんは沼津市大岡出身。
大岡中から飛龍高を経て、常葉浜松大(現常葉大浜松)へと進み、bjリーグの仙台89ERSでプロとしてのキャリアをスタートしました。
その後、宮崎シャイニングサンズ→浜松・東三河フェニックス(現三遠ネオフェニックス)とチームを渡り、浜松・東三河では2014-15シーズンに優勝を経験。
2018年には右膝前十字靭帯断裂という大けがを負いましたが、「静岡にプロバスケチームを作りたいという思いから」同年に現在のベルテックス静岡の前身チームに移籍しました。

Bリーグ参入を目標とするところからチームを引っ張り、クラブ創設に多大な貢献をした大石さんに、関係者やかつてのチームメイトからたくさんの祝福のメッセージが寄せられました。

7
8
6
4
32

大石さんのご家族からも、温かい感謝の言葉が。

12
11
10

そして、大石さんのつけた背番号「1」はベルテックス静岡の永久欠番に。

14
15

<大石さんのスピーチ>

9


(今日の試合は)負けてしまって、こんなセレモニーをやっていただき本当申し訳なく思いますが、チームはまだプレーオフに向かって一丸となって戦っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。

改めて、昨シーズンで13年のプロキャリアを終え、引退をしました。

13年間は楽しいことばかりではなく、辛いこと、苦しいことも多くあり、 様々な経験をすることができました。

素晴らしい指導者の方に出会い、指導していただけたこと、素晴らしいチームメイト、 スタッフと共に戦えたこと、素晴らしいクラブでプレーができたこと、そして 最高のブースターの皆さんに出会えたこと、僕にとっては本当に一生の宝物です。

6年前に地元静岡にBリーグのチームを作りたい。 
ただその思いだけで、覚悟を持って静岡に帰ってきました。

スタッフも誰もいなく、人を集めるところから始まり、チーム名を 考えるところから始まり、そしてたくさんの方にこのクラブを作るために協力していただきました。

クラブを作るために動いてくださった発起人の山崎運輸、山崎さん、そして大学の恩師、木宮さん、アールアンドオー、鈴木オーナーがいたからこそ、 僕は今ここにいることができています。心から感謝しております。

300人ぐらいしかいなかった開幕戦。5年経った今ではこのような素晴らしい会場になり、素晴らしい雰囲気になりました。その中で僕はこうやってセレモニーをやっていただけることは本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

そして、今まで1番近くで支えてくれた妻には感謝してもしきれません。

家のことはほとんど任せっぱなしで、バスケットに専念させてくれて、体のことを考えてバランスのいい食事をとってくれたりしたことで、 僕はこの13年という長いキャリアをプレイすることができました。本当にありがとうございます。

もちろん、子供たちにもたくさんの元気と笑顔をもらい、頑張ることができました。みんなありがとう。

最後になりますが、スポンサー企業の皆様、株主の皆様、行政の皆様、 関係各社の皆様、そして大石慎之助に関わっていただいた全ての皆様に、この場を借りて感謝申し上げたいと思います。13年間、本当に本当にありがとうございました。


-------------------------------------------------
こちらの記事は、NPO法人グーニードッグスの協力の元、発信しています。
ぬまスポ静岡市特派員の笹原とは↓