一昨日、昨日に開催されたレスリング天皇杯全日本選手権大会女子68㎏級
パリ五輪の出場権を獲得済みで、唯一、日本代表が決定していない階級。

我らが沼津三中出身の森川美和選手(ALSOK)のほか、五輪出場を夢見て、強豪選手が続々とエントリー。


この大会で、世界選手権5位で五輪出場権を獲得した石井亜海選手が優勝すれば代表決定。
それ以外の選手が優勝すると、1月に石井選手とプレーオフが行われ、勝者が日本代表に!
要は、この大会で優勝しないとパリ五輪の道が絶たれる、ということです。


そんな大事な大会の結果をお知らせします。


準決勝まで行われた1日目(12/23)
第一シードの森川選手は、初戦で宮道りん選手と対戦。
終盤に追い上げを受け、3-2で薄氷の勝利。
準決勝では古市雅子選手と対戦、こちらは10-0と圧勝。
見事に決勝進出を決めてくれました!

そして迎えた昨日の決勝戦(2日目・12/24)
相手は初戦で石井選手を破り、勢いに乗る尾﨑野乃香選手。
尾﨑選手は、今年の世界選手権女子65㎏級のチャンピオン。
主戦場は62㎏級のようですが、五輪出場を追い求めて、この階級に臨んできました。

試合は、序盤から組み手争いが続き、森川選手が消極性のパッシブを取られます。
これが続き、1点を先行される苦しい展開に【0-1】。
そして、攻めに出たところを、逆に倒されバックを取られて、さらに体を返され、、、連続失点を喫してしまいました【0-7】。
森川選手、最後まで攻めますが、野﨑選手の守りが固く、そのまま終了。
結果【0-7】で敗れました、、、。

試合の様子は、こちらのYouTubeで↘

出典 日テレスポーツ【公式】

試合後の森川選手は「相手が上だった」「すぐに切り替えられそうもない」などコメントしていたそうです。
東京五輪もプレーオフの末に出場ならず、パリ五輪もこの大会の敗戦で出場の道が途絶え、、、勝負の世界は本当に厳しくて残酷ですね。

森川選手、お疲れさまでした。