全国中学校体育大会の参加資格を拡大
「教員の働き方改革」「少子化による部員不足での部活動の維持が難しい」そのような状況を踏まえて、スポーツ庁が取り組んでいる部活動の地域移行。
「全国中学校体育大会の学校単位の参加に加え、地域の民間クラブなども出場できるようにする」というニュースをぬまスポでお伝えしたのは3月でした。
この時点では「参加要件を緩和する方針を決めた」というものでした。
参加条件を決定
その後、
6月3日に日本中学校体育連盟(中体連)の理事会を開催し、2023年度から全国中学校体育大会(全中大会)に地域の民間クラブ所属として個人や団体が出場できる条件を決まりました!!!
公益財団法人日本中学校体育連盟の公式HPで13日にリリース↓↓↓
内容は以下↓↓↓
◎日常継続的に指導者が指導のもとに、適切に練習が行われているか民間クラブであること
◎民間クラブが都道府県中体連に加盟もしくは認定されていること
◎選手は中学校と民間クラブ両方での出場は認められない
◎団体競技において民間クラブでの出場は1チームのみ
などなど
「まあ、そうですよね」という基本的な条件ではありますね。
それぞれがどう捉えるか?
2023年度から導入ということで、もう来年の話。
陸上競技で考えますと、、、
アスルクロACというクラブチームがあります。
現在、クラブとしては、月曜日と木曜日をメインの練習日にしています。
学校に陸上部がある生徒は、陸上部に属し通常は学校で練習をします。そして、月曜日と木曜日にアルスクラロACにきて、技術的なことを中心に練習します。
なので、生徒は学校と民間クラブ、両方に所属しています。(学校に部活がない子は総合部または他の部活に所属し、月・木以外は自主練をしています)
こういうケースですと、問題になるのが4人で走る4×100mリレーとチーム(学校)単位で争う総合得点。リレーはそれぞれの走力で順位が大幅に影響しますからね。「中学校で出場するのか、民間クラブで出場するのか」誰が主管で決めるのでしょう。なんか揉めそうだなー
さらに深い課題も?
中学校と民間クラブ両方に所属している生徒はどちらかでの出場となるわけです。その場合のチームとして行う、試合へ向けてのモチベーションアップの声がけやチーム一丸になって挑む団結力など、、、どのように作っていくのか。他の団体で出場する生徒が孤立しないようになど。指導者の力量もあるのでしょうが、考えていかなといけないことでしょうね。
ともあれ、ちょうどこの移行期に直面してしまった生徒が、ストレスなく競技に取り組める体制を周りの大人が円滑に作っていくことが大事ですねっ!!!
これからも日本中学校体育連盟(中体連)の動きに注目していきます!
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「教員の働き方改革」「少子化による部員不足での部活動の維持が難しい」そのような状況を踏まえて、スポーツ庁が取り組んでいる部活動の地域移行。
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◎日常継続的に指導者が指導のもとに、適切に練習が行われているか民間クラブであること
◎民間クラブが都道府県中体連に加盟もしくは認定されていること
◎選手は中学校と民間クラブ両方での出場は認められない
◎団体競技において民間クラブでの出場は1チームのみ
などなど
「まあ、そうですよね」という基本的な条件ではありますね。
それぞれがどう捉えるか?
2023年度から導入ということで、もう来年の話。
陸上競技で考えますと、、、
アスルクロACというクラブチームがあります。
現在、クラブとしては、月曜日と木曜日をメインの練習日にしています。
学校に陸上部がある生徒は、陸上部に属し通常は学校で練習をします。そして、月曜日と木曜日にアルスクラロACにきて、技術的なことを中心に練習します。
なので、生徒は学校と民間クラブ、両方に所属しています。(学校に部活がない子は総合部または他の部活に所属し、月・木以外は自主練をしています)
こういうケースですと、問題になるのが4人で走る4×100mリレーとチーム(学校)単位で争う総合得点。リレーはそれぞれの走力で順位が大幅に影響しますからね。「中学校で出場するのか、民間クラブで出場するのか」誰が主管で決めるのでしょう。なんか揉めそうだなー
さらに深い課題も?
中学校と民間クラブ両方に所属している生徒はどちらかでの出場となるわけです。その場合のチームとして行う、試合へ向けてのモチベーションアップの声がけやチーム一丸になって挑む団結力など、、、どのように作っていくのか。他の団体で出場する生徒が孤立しないようになど。指導者の力量もあるのでしょうが、考えていかなといけないことでしょうね。
ともあれ、ちょうどこの移行期に直面してしまった生徒が、ストレスなく競技に取り組める体制を周りの大人が円滑に作っていくことが大事ですねっ!!!
これからも日本中学校体育連盟(中体連)の動きに注目していきます!
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